南信濃の和田バイパスが全線供用開始

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[ 2016年 12月 19日 月曜日 15時07分 ]

トンネル内で行った開通を祝うテープカット

 飯田市南信濃の秋葉(あきは)街道下市場トンネル(延長180メートル)を含む国道152号和田バイパス(南信濃押出~南信濃梶谷、全体延長4・1キロ)が17日に全線供用開始した。開通区間は三遠南信自動車道の現道活用区間でもあり「三河・遠州への道」として産業、観光面などで地元の期待は大きい。当日は地元住民ら地権者らも参加して式典や通り初めが行われ、開通を祝った。

 和田バイパスは1998(平成10)年に事業着手。2010年までに2・1キロを供用済みで、今回開通した2・0キロは07年から整備を開始した。秋葉街道下市場トンネル―下市場橋区間は全体幅員11メートルの2車線道路で和田地区と八重河内地区を結ぶ。総事業費は72億3000万円。

 残る小嵐バイパス(2・4キロ)、青崩峠道路(5・9キロ)も事業が着々と進んでいる。

 実行委員会主催の開通式典は南信濃自治振興センターで開かれ、関係者ら約60人が出席。実行委員会代表を務めた玉置洋一・南信濃まちづくり委員会長は「医療や防災、福祉などの面から命を守る、生活に欠かせない道路。残る青崩峠道路、三遠南信道の全線開通に期待したい」と思いを語った。

 式典には衆議院議員の宮下一郎氏や参議院議員の杉尾秀哉氏、中部地方整備局長の塚原浩一氏、牧野光朗飯田市長らが出席。リニア時代と合わせ、全線開通の必要性をそれぞれの立場で述べた。

 引き続き同トンネルに移動して、南信濃地区の小中学生でつくるキッズ太鼓「爛花(らんか)の力強い演奏と遠山中生徒によるよさこいソーランの踊りが花を添える中、テープカット、歩き初めが行われ、午後4時に予定通り供用開始となった。

  

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