飯田市が移住定住推進室を開設

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[ 2019年 4月 10日 水曜日 16時31分 ]

 飯田市は新年度から、移住希望の総合支援窓口となる「結いターン移住定住推進室」を市役所C棟1階に開設した。相談者それぞれが望む暮らしや課題に即した「オーダーメイド型」の対応を重視。移住前後の理想と現実の隔たりをなくし、安心の向上につなげる。

 前年度まで産業経済部産業振興課にあった「結いターンキャリアデザイン室」を改め、市民協働環境部の課として開設した。移住定住促進係を中心に「職と住、暮らしに関する総合支援をワンストップ・サービスで提供する」(牧野光朗市長)。

 案件ごとの事情をくみ取り、部局横断の支援態勢を構築。市内全20地区それぞれの魅力を生かし、交流・関係人口の拡大を目指す「田舎へ還ろう戦略」とも連動して取り組む。

 室長を担う松下徹・市民協働環境部長は「同じ移住希望でも、例えば、積極的に地域行事に参画したい人もいれば、静かに農業をたしなみたい人、自然の中で子育てがしたい人などさまざま。志向や価値観、家族構成やキャリアなど個々に事情は異なる」と指摘。「どのような暮らしを望むのかをしっかり把握し、移住後も見据えた支援や提案につなげたい」としている。

 市の人口は減少に歯止めがかからず、目標を下回るペースで推移。市は本年度の戦略計画として、移住希望者に向けた空き家情報の提供やお試し移住ツアーの充実などにも力を入れる。

 移住定住の決め手として「困った時に頼りになる存在」や「手本となる先駆者」といった「人」の影響力も大きいことから、各地区に対し「移住案内人」や「世話人」など生活支援の仕組みづくりも促す。

 このほか、都市圏で開かれる移住定住イベントなど横並びの方法では効果は薄いとして、飯田への移住希望の道筋を太く色濃くするための戦略も強化。若い年代を対象にした田舎暮らし関連の雑誌やメディアの関係者、クリエイターらが集まる拠点など個別ルートの開拓も進める。

 問い合わせは市結いターン移住定住推進室(電話0265・22・4511)へ。

◎写真説明:「職」「住」「暮らし」の総合支援を担う移住定住推進室の担当者ら

  

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