「大鹿歌舞伎」春の定期公演 おひねり飛び、にぎやかに 

文化・芸能

[ 2010年 5月 7日 金曜日 12時10分 ]

 大鹿村に江戸時代から伝わる「大鹿歌舞伎」(国選択無形民俗文化財)の春の定期公演が3日、大河原の大磧(たいせき)神社舞台であり、村民たちでつくる保存会の熱演が1300人の観衆を魅了した。

 外題は、平安時代に源氏に滅ぼされた奥州安倍一族の壮絶な復讐を描いた「奥州安達原二段目 宗任(むねとう)物語の段」と平家の落ち武者、悪七兵衛景清が源氏に戦いを挑む「六千両後日之文章 重忠館の段」の2幕。どちらも役者たちがきらびやかな衣装で登場し、浄瑠璃太夫の弾き語りに合わせて大きく見えを切ったりして観客の拍手を誘った。

 見せ場で役者が見えを切るたび歓声が上がったり、おひねりが飛んだり。物語がクライマックスに近づくにつれ舞台上は無数のおひねりで、喬木村から訪れた主婦は「まるで雪が積もったよう。初めて見物しましたが、見事な熱演に感動しました」と話した。

 この日は天候にも恵まれ、県内外から大勢の歌舞伎ファンが訪れ境内を埋めた。子ども連れも多く、ござを広げるなどして村民らによる伝統の地芝居をゆったり楽しんでいた。

  

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