「オケ友音楽祭」基礎コースが開講

文化・芸能

[ 2010年 12月 28日 火曜日 15時11分 ]

 「オーケストラと友に音楽祭」のスペシャルプログラムである「基礎コース」の講習が26日、飯田文化会館と飯田市公民館の2会場で始まった。今月と来年2月の2日間にわたって開催。名古屋フィルハーモニー交響楽団員の指導の下、飯田下伊那地方の木管・金管・弦楽・打楽器愛好者が演奏技術の基本について学ぶ。

 毎年5月、音楽祭期間中に行われるクリニックとは別に、年間を通した発展的な試みとして新設。飯伊のアマチュア音楽家の演奏技術底上げを目的とし、日ごろの個人練習を充実させるために楽器の構え方、基礎練習、奏法、手入れ方法といった基本を学習する。

 講師を務めるのは、音楽祭のクリニックと同様に名フィル団員の面々。20人が全14種類のコースを担当して授業メニューを考案し、中学・高校生から一般までの受講生130人の指導にあたる。

 この日は12のコースを実施。飯田文化会館で行われた打楽器の講習には中高生9人が参加し、名フィル打楽器奏者の三宅秀幸さん(56)から小太鼓のスティックの選び方やリズムの感じ方、さまざまな打法を学んだ。

 正確にたたけるよう、メトロノームに合わせながら数種類のリズムの打ち方を練習。三宅さんが実際に楽器を扱いながら「ピアニッシモでは優しくなでるように」「たたく時には手首を使って」などと助言すると、受講生はメモを取るなどして熱心に聞き入っていた。

 三宅さんは「正しい基本奏法をマスターしないと、吹奏楽やオーケストラの中では力を発揮できない。今の子たちは基礎から逃げがち。指導する立場としては、こういう機会を与えてもらったことに感謝したい。もう少し時間があれば、もっと具体的な指導ができる」と語っていた。

 実行委員会では「受講生には学んだことを今後の活動につなげてほしい。参加した学生たちが上級生になった時、習ったことを下級生に伝えていくことが地域の音楽技術の発展につながる」としている。

  

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