「下伊那の書展」開幕 バラエティーに富む200点余

文化・芸能

[ 2015年 5月 30日 土曜日 11時38分 ]

 地域や流派に関わらず、多彩な書が一堂に会する「第13回下伊那の書展」(南信州新聞社・同実行委員会主催)が29日、飯田市小伝馬町の県飯田創造館で開幕した。同館301号室と201号室、ふれあい創造ギャラリーに202点を展示している。市教育委員会と下伊那教育会、県高等学校書道教育研究会南信支部が後援。6月2日まで、入場無料。

 書の表現と鑑賞を通じて書の文化、芸術を支え発展させるとともに、愛好者のすそ野を拡大することを目的に開催。出品資格を限定せず一人1点、選考は一切行っていない。

 ことしも飯田下伊那を中心に県内をはじめ北海道、関東、関西、東海地方など全国各地から出品があった。10代の学生から高齢者までと年齢層が幅広く、愛好家からプロの書家まで、経験や流派、社中などにとらわれないバラエティーに富んだ作品がそろった。

 会場には、漢字やかな、篆刻、刻字などの軸装・額装作品が並ぶ。題材は古典の漢詩や和歌、故事、近現代詩、一文字書、自作の詩を書いたものも。プロ・アマチュアに関係なく五十音順で展示しており、ことしは「な行」から始まっている。

 いろは歌をかなと漢字で表した篆刻や、画面に盛った土に字を刻んだ作品、自作の俳句とともに絵を描いたもの。太く力強い筆線で書き上げたり、におい立つような淡墨で仕上げたものなど、多彩な作品が並ぶ。

 初日の29日は開場間もなくから愛好者や出品者が訪れ、それぞれの書をじっくりと鑑賞したり、感想を語り合っていた。

 開場は午前9時から午後6時(最終日は同3時)まで。展示作品は後日、南信州新聞紙上で順次紹介する。

  

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