「大鹿歌舞伎」喬木で出張公演、伝統の地芝居を間近に

文化・芸能

[ 2014年 9月 20日 土曜日 11時32分 ]

 300年近い歴史を持つ国選択無形民俗文化財「大鹿歌舞伎」の出張公演がこのほど、喬木村の喬木中学校体育館であった。観客約450人が集まり、大鹿歌舞伎の役者らでつくる信州大鹿歌舞伎愛好会の会員が演じる素朴な地芝居を堪能した。

 演目は、鎌倉時代に敵対関係の父と夫との間で姫が苦悩する物語を題材にした「鎌倉三代記 三浦別れの段」。体育館のステージに舞台が用意された。

 浄瑠璃太夫の弾き語りと息のあった役者の動きが観客の拍手を誘い、見せ場では役者が豪快に見えを切るたび歓声が上がったり、おひねりも飛んだ。

 大鹿歌舞伎は、2011(平成23)年製作の映画「大鹿村騒動記」の題材となったこともあって全国的に話題となり、春と秋の定期公演では毎年多くの歌舞伎ファンを集める。企画した喬木村公民館教養部は普段、大鹿村まで歌舞伎を見に行けない村民にも楽しんでもらおうと計画。足を運んだお年寄りは「迫力のある舞台を存分に楽しめた」と満足気に語った。

  

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