飯田お練りまつり(3月26―28日)の第2回出演団体打ち合わせ会議は27日、飯田市上郷別府の地場産業センターで開いた。出演団体は42団体で確定し、前回よりも2団体増加。会議ではコース・日程などの確認を行った。
出演団体は3日間とも登場する本町三丁目大名行列、東野大獅子の2団体をはじめ総勢42団体の出演が確定。27、28の両日参加は13団体で、27日のみが18団体、28日のみが9団体となった。
初参加は命響館(上郷黒田)、阿智黒丑舞同好会(阿智村智里)、信州睦天龍(高森町)の3団体。
会議では、出そろった各出演団体のコース、日程を確認したほか、道路使用許可申請書の提出について説明。飯田警察署や広域消防本部が注意点などを述べた。
また当日、出演団体の位置情報について、前回同様、携帯電話のGPSを使ってリアルタイムで確認ができるようにする。対象団体は3日間のうち2日間出演する15団体で、本部前と伝馬町の八十二銀行前の大看板、開設した中央通りと知久町のお練りサロンでも確認ができるようにする。
質疑応答では、参加団体から「市街地の商店街も、この不況で経営状況は厳しく、いくつも所望を出せる店は少ない。出演団体に助成金などを出すなどして、所望をやめることはできないか」の意見が出たものの、宮島会長は「各団体ともすでに所望について動いている状況であり、気持ちは分かるが、今回についてはなんとか今まで通りでいきたい。お金がないと実施できないのも現実であり、今後の課題としたい」と返答した。