「鯖ずし」や花火奉納、伊豆木八幡宮で秋季大祭

文化・芸能

[ 2010年 10月 9日 土曜日 13時30分 ]

 飯田市伊豆木の伊豆木八幡宮(伊東清美宮司)境内で7日、「鯖(さば)ずし祭り」とも呼ばれる秋季大祭宵祭りが行われた。鯖の姿ずしと花火を奉納し、各家庭でもサバのちらしずしを食べ、無病息災や五穀豊穣を願った。公民館では有志が初の試みとして「我(わ)が家のさば寿司(ずし)まつり」を開いた。

 12代270年にわたって伊豆木を治めた小笠原氏が奉納したのが始まりとされ、鯖ずしは郷土料理、行事食として地域に根付いている。2000年には県の無形民俗文化財の指定を受けた。

 氏子総代らが午後5時から行った神事では、秋サバを丸ごと使い、切れ目を入れた背中から酢飯を詰めた鯖ずしを、お神酒や鏡もち、くだものなどとともに奉納し、切り分けて直会(なおらい)で味わった。

 夜はみこしのきおいや打ち上げ花火、仕掛け花火、三国を奉納。8日は本祭りを行い、結婚や誕生を報告する初参りをしたほか、地元の小学生による「浦安の舞」の奉納もあった。

 有志でつくる実行委員会が企画した「我が家のさば寿司まつり」では、8戸が持ち寄った鯖ずしの特徴を見比べたほか、試食も楽しんだ。

 さまざまな薬味や盛り付け方のちらしずしのほか、押しずしなどが集まり、会場を訪れた人は「一口に鯖ずしといってもいろいろある。それぞれにおいしい」と話していた。

  

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