いいだ人形劇フェスタが閉幕

文化・芸能

[ 2015年 8月 11日 火曜日 9時32分 ]

 飯田市を中心に開催された「いいだ人形劇フェスタ2015」が9日、6日間の日程を終えて閉幕した。国内外からおよそ320劇団が訪れ、240劇団が約450ステージを展開。夕方には劇人やスタッフらが集まってお別れパーティーを開いた。

 ことしは愛知県の人形劇を特集し、先進的な表現活動や人材発掘の取り組み、伝統人形芝居などを紹介。飯田と台湾の人形劇交流30周年記念企画などさまざまな公演も行われ、2500人以上のボランティアスタッフが祭典を支えた。

 8日は中心市街地が歩行者天国となり、人形劇の路上公演やダンス、和太鼓演奏などが行われた。夕方には、劇人が人形を持って練り歩く「わいわいパレード」を中央通りで実施。約50団体が参加し、路上でパフォーマンスを披露したり、沿道に集まった人々と人形を通じて触れ合っていた。

 9日には劇人やボランティアスタッフら約300人が参加し、同市錦町のシルクホテルでお別れパーティーを開いた。参加劇団による実演も行われ、会場を盛り上げた。

 原田雅弘実行委員長は「ことしは観客が人形を動かす機会を設ける劇団が目立った。見る・演じるの壁が薄くなって、見ていた人が動かしたり表現することの喜びを感じられるものになった」とフェスタを振り返り、「6日間のそれぞれの思いを分かち合い、また来年も会おうという思いを抱いてもらえたら」と呼び掛けた。

 愛知人形劇センター理事長の木村繁さんは「これまでの人形劇とは異なる表現の作品を、愛知から多く招待してくれたことに驚いた。日本の文化として人形劇が大きく育つため、新しい方向を模索して企画してくれたのかと考えている。特集を組んでいただきありがたい」と語った。

 パーティーの最後には、全員でフェスタテーマソング「僕たちのフェスタ」を合唱。大きな盛り上がりの中で閉幕し、「また来年」と再会を誓い合った。

 来年のフェスタは8月2―7日、6日間開催される。

  

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