おめでたい舞も登場「初春を寿ぐ竹田人形館」

文化・芸能

[ 2010年 1月 15日 金曜日 15時34分 ]

 竹田扇之助記念国際糸操り人形館の特別公演「初春を寿(ことほ)ぐ竹田人形館」が、飯田市座光寺の同館ホールで開かれ、愛知県幸田町に伝わる「三河万歳」が披露された。

 日本独自の洗練された美に触れてほしい―と開き、8年目。同館の竹田扇之助館長(79)とゆかりのある劇団による糸操り人形と、会場にあしらわれた京風の正月飾りを楽しめる企画として定着する。

 ことしは趣向を変え、三河万歳の保存会を招いた。幸田町の三河万歳は周辺都市とともに国の重要無形民俗文化財に指定されており、この日は、保存会の大熊隆之さん(42)ら3人が伝統芸能を披露した。

 太夫とつづらを打つ才蔵に分かれ、七福神の舞などが登場する「御殿万歳」というめでたい席での演目を演じると、表情豊かな演者の様子に観客から笑い声も出ていた。

 3回公演に100人近くが訪れた。竹田館長は「好きな日本の伝統芸能の1つ。日本に生まれて良かったと思わせてくれる演目です」と涙を浮かべた。

  

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