お練りに向け「天龍峡龍神の舞」が練習 飯田市川路

文化・芸能

[ 2016年 2月 19日 金曜日 10時12分 ]

 飯田お練り祭りまで約1カ月と迫り、各出演団体の動きが活発化してきた。飯田市川路の「天龍峡龍神の舞」は7区にある竜峡会館に夜集まり、3月26日の本番に向けて練習を重ねている。

 「天龍峡の深渕に住む巨龍が天に昇ろうとするとき、諸事大吉を招く」と古来から伝えられてきた。その化身として1965年に郷土史家の牧内武司氏が発案したのが「天龍峡龍神の舞」。地元川路7区の若衆により受け継がれ、毎年4月の飯田春の観光祭り「天龍峡温泉花祭り」に幸運を呼ぶ舞を奉納している。

 飯田お練り祭りには68年以来毎回出演し、今回で8回目。本番に備え、昨年8月から月1回の定例会を始め、同12月から本格的な練習に入った。今月4回目となった17日も20人ほどが仕事終わりの夜、同会館に集まり、金の玉を追って勇ましく飛び回る姿やとぐろを巻く姿の細かい部分までを確認した。

 龍の全長は約10メートル、10人が担当する。計30人で3チームつくり、入れ替わりながら舞を披露していく予定だ。玉を操る保存会の大龍部長(54)によると、今回は龍の頭が胴体の上を飛び越えるオリジナルの舞を創作中で「いままでになかった舞を、多くの人にお見せしたい」と意気込んだ。

 総勢70人を要する保存会は2割ほどが7区以外からの会員だが、中学生や高校生、30代、40代の若い世代が多く活気がある。牧内文弘保存会長代行は「長崎くんちの映像を見て研究し、本場に迫る勇壮な踊りを目指していきたい」と話している。

  

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