子育て中の父母と幼い子どもを対象にした演奏会「にこにこステージvol.28」(実行委員会、飯田文化会館主催)がこのほど、飯田市高羽町の飯田人形劇場で開かれた。2回公演に親子120組が訪れ、落ち着いたハンドベルの音色を楽しんだ。
子どもたちが生の舞台芸術に親しむとともに、親子のきずなを深める機会に―と企画し、28回目。今回は、飯田下伊那地域初のハンドベル演奏チーム「ベルフレンズ」が出演し、童謡唱歌や映画音楽、クリスマスソングなど10曲を取り上げた。
演奏中には、人形を使って曲の物語を表現したり、手遊びをするなど、子どもたちが楽しめる工夫も。体を揺らして歌を口ずさみながら音楽を楽しむ親子の姿が目立った。
クリスマスソングの演奏では、サンタクロースとトナカイに扮したメンバーの姿に子どもたちは大喜び。メンバーから子どもたちに手作りのベルがプレゼントされると、全員で「ジングルベル」を演奏し、にぎやかに幕を閉じた。
次回のにこにこステージは、来年3月2日に開催する予定。