ひとみ座が実演やトーク 川本美術館で「ひょっこりひょうたん島」展

文化・芸能

[ 2018年 9月 19日 水曜日 15時32分 ]

齋藤さん(左)と勝又さんが実演

 飯田市川本喜八郎人形美術館は10月21日まで、企画展「ひょっこりひょうたん島」展を本町の同館で開いている。テレビ人形劇の同作に登場する人形や舞台セットを展示。15日には、操演を担当する人形劇団ひとみ座団員による実演とトークが行われ、多くのフアンが来場した。

 実演とトークには、舞台版のガバチョとダンディを担当する齋藤俊輔さん、阿南町出身の勝又茂紀さんが出演。ガバチョやハカセなどの人形を操って舞台の1シーンを再現しながら、人形の仕組みや作品制作・上演の舞台裏について語った。

 齋藤さんは操演の際、人形同士の足の高さや目線を合わせる難しさについて説明。人形の高さを保ったまま、舞台の下で歩き回ったり方向を変える練習をすることを挙げ「人形はバランスが大事。約50年前にひょうたん島を演じていた人たちは、今でも姿勢がきれい」と語った。

 また1964(昭和39)年に番組が始まった頃、人形デザインを担当した片岡昌さんが、自身の出身地・鎌倉の木工ろくろの技術を生かして木製の人形を制作したことを紹介。

 5年後に放送が終了して91年にリメイク版の放送を行うことが決定した際、資料や人形がほとんど散逸していたことから、当時のファンクラブ会長が所有していた資料を参考に制作が進められたこと、舞台版の人形はオリジナルの設計図をもとに作った張り子であることなどを語った。

 齋藤さんは「今はろくろで球体を作る技術はひとみ座にもない。復活させられたらと思う」と話していた。

 この日は、団員の実演や人形を撮影したり、質疑応答の時間も設けられた。

 企画展では、番組開始当初のオリジナル版やリメイク版の人形、舞台セットを展示している。開館は午前9時半から午後6時半(入館は同6時)まで。入館料は一般400円、小中高生200円。水曜休館。

 関連事業として10月6日、キャラクターのペープサート作りのワークショップを開く。ひとみ座団員が講師を務める。午後1時と2時半からの2回で、各回定員30人。材料費300円。

 問い合わせは同館(電話0265・23・3594)へ。

  

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