アンサンブルファンファール 第16回定期演奏会

文化・芸能

[ 2013年 9月 25日 水曜日 13時56分 ]

 金管愛好者らでつくる「アンサンブル・ファンファール」(小林透代表)は21日、第16回定期演奏会を飯田市吾妻町の市公民館で開いた。同団の活動の原点である同会場での定期演奏会は11年ぶり。少人数アンサンブルや英国式ブラスバンド、大編成でのステージを3部構成で展開し、会場を訪れた多くの観客を魅了した。

 同団は1997年創立。飯田市を拠点に、定期演奏会の他慰問演奏や中高生のレッスン、プロを交えての講習会、コンテスト出場などを行っている。

 昨年の第15回演奏会は、節目として伊那市を会場に開催。ことしは、初心忘るべからずの気持ちを持って手作りの演奏会を―と、第1―5回まで演奏会を行った同館を会場とした。

 第1部では10数人の少人数によるアンサンブルを展開した。晴れやかなブランデンブルク協奏曲で開幕すると、北辰一刀流をテーマとした「せきれいの尾」や、逗子の海のさまざまな表情を表現した「海によせる3つの断章」などを披露。メンバー手作りの楽器で楽しませる場面もあった。

 英国式ブラスバンドのスタイルによる第2部では、メロディーの美しいクラシックの鎮魂歌や映画音楽などを取り上げた。最後の第3部は金管大編成ステージとして3曲を演奏。シェイクスピアの悲劇を描いた「ハムレットへの音楽より」では、物語序盤の不穏な雰囲気を漂わせる第1楽章と、宮廷での劇中劇の始まりを告げる華やかな第3楽章を披露した。

 演目の合間には各パートの紹介コーナーもあり、さまざまな色の楽器を使ったり、有名曲の一部を演奏。休憩時間にもロビーで曲を奏で、来場者を楽しませていた。

  

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