アートハウスで壁掛け面展を開催中

文化・芸能

[ 2017年 1月 12日 木曜日 15時03分 ]

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 阿智村伍和在住の美術家・山内孝一さん(57)の「お面作りワークショップ」受講生による「壁掛け面展」が24日まで、飯田市上郷黒田のアートハウスで開かれている。山内さんと受講生計16人が、陶土などを使って自由に制作した壁掛け面約30点を展示している。

 お面作りを通して、自身の内面や新たな側面に気付く契機となることを願い、山内さんが2012年から伊那谷各地で取り組むワークショップ。受講生が土と向き合って思い思いに成形し、野焼きや電気窯、灯油窯で焼成して仕上げる。

 今展では、本年度に同店と県飯田創造館(小伝馬町)、風の谷絵本館(上伊那郡飯島町)で開催したワークショップの受講生の中から有志が参加。

 飯田下伊那地域をはじめ駒ケ根市や北佐久郡立科町の20―80代まで15人が、制作したお面を持ち寄った。お面に込めた思いや物語を書いたコメント文を作品と一緒に並べたり、野焼きの様子を捉えた写真も展示している。

 平らにした土のふちをひだ状にして、中央にほほを膨らませて口をすぼめた人物の顔を表したお面や、ごつごつとした質感の鬼のような顔に濃彩を施した作品。目にナットをはめ込んだネコのお面に紙と板で体を付けたり、針金や綿毛で耳が表現されたウサギも。

 リンゴのクッション台を使ってさまざまな顔を形作ったり、来場者がかぶって体験できるように和紙で作ったお面を出品した参加者もいる。

 山内さんは「いろんな造形表現に取り組む作家も参加してくれて、互いに刺激し合っている。皆いろんな像を作っているけど、結局は自画像のようになっていく。お面作りは、私の中の私に出会うという言葉に尽きる」と話している。

 午前10時から午後8時(最終日は同5時)まで、水曜定休。問い合わせは同店(電話0265・24・5811)へ。

  

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