オケ友「そよ風☆コンサート」地域の演奏家の音色味わう

文化・芸能

[ 2015年 4月 28日 火曜日 13時51分 ]

 市民がクラシック音楽を楽しみ、学ぶ「オーケストラと友に音楽祭」が5月2日から5日まで、飯田市を中心に開かれる。音楽祭に先がけて26日には、地元音楽団体10団体による「そよ風☆コンサート」を市内3会場で開催。多くの観客が訪れ、地域のアマチュア演奏家の音色を味わった。

 同コンサートは、飯田下伊那地域の音楽団体がホールや街角で行う演奏会。街いっぱい、そよ風のように音楽を広げていきたい―という思いのもと、毎年各地で開いている。ことしは過去最多の計13団体が出演する。

 この日は、飯田市民吹奏楽団が「ゆるキャラ天国inりんご並木」でゆるキャラと楽器を奏でたり、来場した子どもたちの指揮で演奏を披露。演奏にあわせてメンバーとゆるキャラがダンスすると、子どもたちが一緒に踊る場面もあった。

 飯田を含む県内の女性ファゴット奏者5人でつくるファゴットアンサンブル・ル・バスーノックスは、飯田人形劇場でクラシックやディズニーソングなど、親しみのある楽曲を中心に演奏。優しい音色を会場いっぱいに響かせた。

 飯田文化会館では9団体が2―4曲ずつ発表したほか、オケ友初企画として10団体60人余で結成した「フェスティバルバンド2015」が出演。オケ友の音楽クリニックで指導するサクソフォーン奏者・堀江裕介さんを講師に迎え、練習を重ねた成果を発表した。

 堀江さんの指揮で演奏した「アルメニアンダンスパートⅡ」は躍動感あるメロディーを紡いでいき、駆け抜けるように力強く終曲。「モリコーネ・パラダイス」では堀江さんがソロを披露し、バンドと共にゆったりと味わいのある音色を響かせ、会場を楽しませた。

 2009年の第1回音楽祭から毎年参加している堀江さんは「毎年来るのを楽しみにしていて、飯田には帰ってきた感じ。フェスティバルバンドという初の試みに呼んでいただき、光栄に思う」と話していた。

 そよ風☆コンサートは29日と5月3日にも開催。29日は午後2時から、フルートと弦楽三重奏の「アンサンブルりんごん」がイオン飯田アップルロード店で開く。5月3日は、ソノール・クラリネットアンサンブルが午前11時から平安堂飯田店で、フルート・グランコラーレが午後1時からアピタ高森店で開く。いずれも入場無料、未就学児入場可。

 音楽祭に関する問い合わせは、飯田文化会館内の実行委員会事務局(電話0265・23・3552)へ。

  

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