オケ友・ポップスコンサートで開く

文化・芸能

[ 2010年 5月 4日 火曜日 8時31分 ]

 市民手作りの音楽祭「オーケストラと友に音楽祭2010」初日の1日、名古屋フィルハーモニー交響楽団による「ポップスコンサート」が飯田市高羽町の飯田文化会館で開かれた。指揮者・編曲家として活躍するボブ佐久間さんを迎え、映画音楽やシャンソン、カーペンターズなど親しみやすい楽曲を披露。約1000人の観客が、プロ・オーケストラの演奏を味わった。

 ボブさんがアレンジを加えたモーツァルトの交響曲第40番第1楽章で幕を開けると、ボブさんは「ことしもやって参りました」とあいさつ。「去年は編曲入門という感じで『水戸黄門』を取り上げたけれど、今回はステップアップしてプロの編曲の話をしたい」と語り、「スター・ウォーズ」のテーマを作曲したヘンリー・マンシーニと、「ピンク・パンサー」のジョン・ウィリアムズが入れ替わったら―という設定で編曲した2曲を披露。続いて名フィルメンバーのソロが際立つ「大きな古時計」とシャンソンメドレー、「ムーンライト・セレナーデ」などを演奏した。

 ポール・モーリアメドレーでは、手品のバックグラウンドミュージックとして名高い「オリーブの首飾り」が演奏されると、扮装した名フィル団員がお手玉やマジックを披露するといったコミカルな場面も。観客は笑顔で手拍子をしたり、歌ったりしながら親しみのある音楽のオーケストラ演奏を楽しんだ。

 コンサートの最後には、5日に誕生日を迎えるボブさんへ花束贈呈とともに「お誕生日おめでとう」と書かれたたすきが肩にかけられた。ボブさんは照れた様子で「心して演奏しないと」と話しながら、「下伊那の歌」と「信濃の国」をミックスした曲と「聖者の行進」を披露。音楽祭のオープニングを飾ったコンサートは、盛大な拍手とともに終了した。

 観客の一人は「ボブさんの編曲がよかった。知らない曲があったけど楽しめたし、『下伊那の歌』と『信濃の国』がアレンジされていたのが面白かった」と話していた。

 演奏会の終了後、ボブさんは「飯田の人たちのオーケストラに対する反応は素晴らしかった。背を向けていても空気で感じる。ここのように、オーケストラが頻繁に出入りするところというのはなかなかない。文化レベルの高さは世界に誇れる」と2度目の訪問となった飯田の印象を語った。

 オケ友音楽祭については「去年も来てくれた人が多かったようでうれしかった。飯田だけでなく県外からも人が来るようになるといい。ゴールデンウイーク以外の時期に開いたり、名フィル以外のいろんなオーケストラが来てもいいと思う。そうすることで、『オケ友』の本当の意味をなすようになる」と述べ「また来れるのを楽しみにしている」と話し、飯田を後にした。

  

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