セントレアで「さんしょううお」の人形展示

文化・芸能

[ 2018年 6月 23日 土曜日 13時05分 ]

セントレア展示用の人形

 8月に開催されるいいだ人形劇フェスタと飯田市の観光PRのため、地域住民でつくる巨大人形劇「さんしょううお」の人形展示が29日から、愛知県常滑市の中部国際空港セントレアで行われる。同作品実行委員が展示用の人形を制作しており、サンショウウオをはじめ作品に登場する水中生物計6体を並べる予定だ。

 飯田市が観光客誘致を目的に、フェスタでの上演が決定している「さんしょううお」の人形を展示。実行委員のうち10人ほどが、公演に使用している人形の3分の2サイズで新たに作っている。

 松尾明の作業場で、約4カ月かけて制作。展示用のサンショウウオの頭部は2・4×1・7メートルの大きさで、内部にモーターを組み込んで口が動く仕掛けを施した。

 カワエビの人形は公演用と同じカラフルな模様の上に、ビーズやスパンコールを装飾。カエルは、サンショウウオに潰された左目の周囲に赤い絞りの生地を施して傷を表現したり、体にレースなどの布を貼った。

 衣装や人形のデザインを担当する熊谷美香さん(42)=高森町=は「セントレアでは間近で人形を見てもらえるので、細部にこだわって見て楽しんでもらえるようにした」と語った。

 また人形の構造や素材について知ってもらおうと、サンショウウオの表面に施した寒冷紗や、体を形作っている建築用資材などに着色しない部分を残したり、カエルの足の一部を露出させて内部の骨組みが見えるようにした。

 人形制作やサンショウウオの操演を担当する大倉清志さん(64)=中川村=は「展示はありがたいこと。国内、海外の多くの人に見てもらい、飯田に足を運んでもらいたい」とし、熊谷さんは「皆でこつこつ作ってきたもの。フェスタ本番も見に来てもらえたら」と話している。

 展示は29日から7月27日まで、セントレアの旅客ターミナルビル3階出発ロビー中央フロアで行う。8月のフェスタ期間も飯田市内で展示する予定。

  

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