ファンファールが定期演奏会開く

文化・芸能

[ 2011年 12月 8日 木曜日 9時26分 ]

 金管楽器愛好者らでつくる「アンサンブル・ファンファール」(小林透代表)は4日、第14回定期演奏会を飯田市高羽町の飯田文化会館で開いた。約400人が来場。全3部構成で、カルテットから英国式ブラスバンドまでさまざまなスタイルによる10曲を繰り広げた。また、10月に東日本大震災被災地の中学校を訪れた際の報告を行った。

 第1部ではチューバ4重奏による「ラ~メン・ヌードルズ」や、CMソングを交響曲に仕立てた「サッポロ交響曲第1番~塩ラーメン~」など小編成による個性的な楽曲や、ブラスに込める同団の熱い思いを表した高昌帥さん作曲の「Blazing Brass」で楽しませた。

 第2部は阿部勇一さんによる交響組曲「ラメセスⅡ世」。阿部さんがエジプトを初めて訪れた際に味わった感動をもとに、古代エジプトのファラオ・ラメセスⅡ世にまつわる史実をベースにした壮大なストーリー。福田昌範さんの指揮のもと、偉大なファラオの姿を華々しく力強く歌い上げると、会場からは盛んに拍手が送られていた。

 同団は、震災で被災した宮城県石巻市立住吉中学校に楽器を寄贈したことをきっかけに10月、同校を訪問しミニコンサートを開催。吹奏楽部の生徒を指導したり、合同演奏も行って交流を深めた。

 この日は、同校でのミニコンサートで演奏したフェルヘルストの「A Song for Japan」を披露。また、ロビーに訪問の際の様子を撮影した写真を展示した。

 終演後、小林団長は「ことしは難しい曲にたくさん取り組んだが、無事に発表できほっとしている」とし、被災地での交流については「不自由な生活をしているなか、どん欲に音楽を楽しもうとしている子たち。楽しく交流できた。また一緒に演奏したい。これからもぜひ楽器を続けてほしい」と話した。今後も支援活動を続ける予定だという。

  

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