ロケ地の飯田で先行上映

文化・芸能

[ 2020年 2月 4日 火曜日 15時30分 ]

 飯田市を舞台に撮影した自主制作映画「いつくしみふかき」の先行上映が14日、同市の映画館2館で始まる。公開を前に、企画・主演を務めた遠山雄さん(35)=本籍・飯田市南信濃、東京都在住=が、企業から個人まで幅広く声を掛けて前売りチケットの販売に奔走。「飯田市や出身の人にバックアップしていただき、一緒に作品を盛り上げてもらえたら」と力を込めている。

 作品は、遠山さんの親しい知人とその父親に関する実話を映画化。母親に依存し空き巣事件の犯人と疑われて村を追われる青年(遠山さん)と、家族を捨て詐欺や窃盗など悪事に手を染めて生きる青年の父親(渡辺いっけいさん)が、互いに実の親子であることを知らずに出会い関わっていく姿を描いた。

 実際に知人が住んでいた飯田市に、キャストらが代わる代わる住み込み撮影。エキストラやボランティアスタッフを募り、約600人が協力した。

 2018年の「カメラを止めるな」に続き、北海道夕張市で開かれた「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019」で観客賞の「ゆうばりファンタランド大賞」を受賞。数々の映画祭で賞を受け、海外の映画祭にも出品している。

 一方、当初の予定を上回る制作費の工面や映画祭への出品の遅れ、支払いができない中での映画祭参加など、制作サイドは苦労の連続で「完成したあとが苦しかった」と遠山さん。映画祭で評価されたことで「映画を見せても大丈夫」という自信を取り戻した。

 前売り券は既に約6000枚を販売。「5000枚いくかどうかという想定の目標をクリアし、映画業界でも異次元と言われる」という。

 暴力や流血、返り血が飛ぶ姿も描かれる同作品。遠山さんは「殴るとお互いに痛いし、傷つく。隠すのではなく『痛そうだな』と思って、本質を見てほしい」とアピールしていた。

 飯田市では14日に、センゲキシネマズ(中央通り)とトキワ劇場(銀座)で先行上映を開始。21日には渡辺さんの出身地、愛知県のイオンシネマ豊川で公開がスタートする。4月17日の東京のテアトル新宿での公開後、全国各地での上映を予定している。

◎写真説明:映画「いつくしみふかき」をPRする遠山さん(本社で)

  

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