上町で「事の神送り」

文化・芸能

[ 2020年 2月 4日 火曜日 15時06分 ]

飯田市上村上町で2日、無病息災と家内安全、地域の安泰を祈願する伝統行事「事の神送り」が行われた。住民約40人が参加し、紙旗や幣束などを掲げ、地区内を練り歩いた。

上町正八幡宮前に集まり、「津島神社」と記した紙旗や大きな幣束、紙垂れを付けた笹竹、「コタカラ」と呼ばれるミニ幣束を手に整列した。

27番まである神楽歌を奉唱してから、行列がスタート。宇佐美秀臣宮司、古瀬毅自治会長の先導で鉦(かね)と太鼓を打ち鳴らし、音に合わせて「デンデン、チャンチャン、コートの神送れよ」と唱えながら進んだ。

東通り住宅街を約200メートル練り歩き、途中の上村橋脇で再び神楽歌を奉唱。本町通りを北上し、琴平大神、秋葉大神石碑前でも同様に祈りを捧げた。

行列後は、八幡宮隣の山の神、水の神を祭る小丘に旗やコタカラを納め、宮司が心経を唱えて風邪神を送り払った。参加者らは、宮司のかざす右腕の袖下をくぐり抜け、後ろを振り向かないようにして帰路についた。

事の神送りは、旧村内に疫病が流行した享保(1716~35)年間の頃、疫病神を外へ送り出す行事として各地区ごとに行われた。現在は上町だけが伝承し「八日(ようか)様」と呼んで2月8日に行っていたが、近年は日曜日に実施している。

◎写真説明:上村上町の事の神送り

  

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