下條村で三遠南信ふるさと歌舞伎交流

文化・芸能

[ 2012年 12月 17日 月曜日 12時34分 ]

 三遠南信ふるさと歌舞伎交流下條大会が16日、下條村のコスモホールで開催された。大鹿歌舞伎、下條歌舞伎をはじめ、静岡県や愛知県から計5団体が出演。県境を越えた伝統文化で交流し親交を深めた。

 数多くの民俗芸能が保存継承されている三遠南信地域で、地芝居の保存会が一堂に会して上演する同交流会。民俗文化財への関心を高めるとともに、文化交流での地域振興を目的に開催されている。今回初めて下條村が会場となり、下條歌舞伎も初出演した。

 県外から出演したのは静岡県から湖西市の湖西歌舞伎、浜松市の浦川歌舞伎、愛知県から豊橋市の豊橋素人歌舞伎。このうち浦川歌舞伎は「身替座禅」を上演。狂言の名曲を題材にした舞踏劇で、現代の夫婦でも起こりうるユニークな物語が展開され会場の笑いを誘った。

 また下條歌舞伎は「非人景清日向島人丸恩愛の段」を上演。源氏の世となり隠れ住んでいるところに娘の人丸が訪れる物語。悲哀に満ちた親子の情が演じられた。

 下條歌舞伎保存会の小池恒久会長は「いい機会に恵まれた。他の保存会と情報交換し裏方でも協力し合い刺激を受けた。これからも一緒の仲間としてやっていきたい」と話していた。

 会場では同交流会を記念した特製弁当の販売をはじめ、各地域の特産品を販売する物産コーナーも設けられ、多くの人でにぎわった。

  

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