下條村の入登山神社で春季祈年祭

文化・芸能

[ 2015年 4月 22日 水曜日 9時34分 ]

 下條村陽皐入野の入登山神社で19日、春季祈年祭が開かれ、地元の女子中学生4人が伝統の「浦安の舞」を奉納した。雨のため一部のイベントが中止となったものの、マレットゴルフ大会や宝投げなども行われ、老若男女でにぎわった。

 同村出身のタレント、峰竜太さんが結婚式を挙げたことで知られる同神社は、山の守り神「大山祇命(おおやまずみのみこと)」を主祭神としており、地元のみならず、県外を含む近隣の林業関係者らから親しまれている。

 標高777メートルに位置していることから、近年はラッキーセブンにちなんでギャンブルなど勝負事へのご利益を期待する人も増加。神社側も「勝守」や「新開運おみくじ」などを用意している。

 午後から式典を開き、同村文化財の本殿内で厳かに神事を進めた。

 午後1時半過ぎに、紅白の衣装に身を包んで化粧を施した地元の中学3年の女子生徒4人が登場し、「浦安の舞」を奉納した。

 雅楽の生演奏と4人の後輩小中生が唄う調べに合わせ、ゆったりと扇や鈴などをはためかせた。

 毎年、春と秋に開く恒例の行事。「浦安の舞」は地元の中学生が順に後輩たちに教えながら伝承しており、今回も1カ月半ほど前から練習を重ねてきた。

 奉納した下條中学校3年の女子生徒(14)は「古くから続いている伝統なので、先輩みたいにうまく踊れるように秋も練習をしたい」と話していた。

 一帯のふれあい公園内では、午前にマレットゴルフ大会、午後に宝投げを実施した。

 池上賢三副総代長は「子どもの数が少なくなったが、小中学生の協力で継続できてうれしい。心配もあるが、大切な伝統として何とか続けていけたら」と話していた。

  

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