下清内路で奉納煙火

文化・芸能

[ 2011年 10月 14日 金曜日 8時32分 ]

 阿智村清内路の下清内路・諏訪神社と建神社でこのほど、秋季祭典奉納大煙火があった。県内外から多くの見物客が境内に集まり、下清内路煙火有志会(櫻井久会長、27人)による伝統の手作り仕掛け花火に大きな歓声を上げた。

 御柱祭の名残とされるきおい、清内路小学校太鼓クラブの「清内路花火太鼓」、打ち上げ花火に続き、鉄線を走る「綱火」が境内の3カ所に設けた伝統の囲櫓(かこいやぐら)上の仕掛けに点火。回転する「火車」や「花傘」「大噴水」が、爆音とともに火の粉を吹き上げると、境内は大きな歓声に包まれた。

 大三国では、若い有志会員が全身で火の粉を浴び、足踏みをしながら「オイサ、オイサ」の掛け声を上げてきおった。初めて訪れた人は「話に聞いていた以上にすごい。迫力満点だ」と驚いた様子で話し、盛んにシャッターを切っていた。

 清内路の手作り花火は県の無形民俗文化財。江戸期に行商の村民が三河地方から花火の製造方法を持ち帰ったのが始まりとされ、270年以上にわたって上下清内路の住民がそれぞれに伝統を受け継いでいる。下清内路の有志会員は8月後半から火薬作りに取り組んできた。

 有志会は22日に福島県郡山市で開かれる「全国伝統花火サミット」でも仕掛け花火を披露する予定。開催地は清内路の出演を強く望み、清内路側の都合に合わせた日程を組んだ。会員たちは「花火で被災地に力を与えられたら」と、参加準備に励んでいる。

  

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