世界絵本原画展でチェコの人形劇学ぶ

文化・芸能

[ 2011年 3月 23日 水曜日 15時02分 ]

 飯田市本町の川本喜八郎人形美術館は、人形劇研究家・加藤暁子さんを講師に迎えて講演会「チェコの人形劇」を19日に同館で、翌20日には人形制作ワークショップ「チェコスタイルの鉄線吊り人形をつくる」を、りんご庁舎で行った。

 加藤さんは1955年から人形劇の美術と演出などを担当。62年にチェコスロバキアへ留学。人形劇団カラバス、一寸座などを経て、現在はフリーで人形劇の普及、研究に取り組んでいる。日本演劇教育連盟顧問。

 同館と市美術博物館で開催中の特別展「ブラティスラヴァ世界絵本原画展」関連イベント。講演会では、チェコが人形劇の国と呼ばれる所以や、同展で展示されている家庭用操り人形と人形劇場の特色、人形劇の歴史について学習した。

 人形制作ワークショップには10人が参加。市販のキットを使用してチェコスタイルの鉄線つり人形を作った。頭と胴体、手足にはウッドビーズを使用。ピアノ線に頭を通し、ひもでつないだ胴体と手足をとり付ける。頭には毛糸をボンドで付けて髪の毛に。

 続いて色付きの小袋やリボンを使って簡単な衣装を制作。参加者は袋でワンピースを作ったり、リボンを飾るなど思い思いのコスチュームを作った。最後に糸の端を両手首に付けてピアノ線の先にひっかけ、人形を仕上げていた。

 飯田女子短期大学の人形劇サークルに所属する女性は「人形劇が好きで、チラシを見て参加した。パペットや棒遣いの人形とは違った動きで面白い。柔軟な動きができて動かしやすい」と話した。

 加藤さんは「一本つることで高さが安定する。構造は簡単だが、吊り下げて使うことの面白みがわかる。人形劇の入門としておすすめ」と語っていた。

 同館では4月10日午前11時と午後2時から、糸操り人形のデモンストレーションを行う。

  

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