人形劇のまち新モニュメントのデザイン案提出

文化・芸能

[ 2017年 9月 9日 土曜日 13時25分 ]

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 故障中のからくり人形時計塔「ハミングパル」に替わる新時計塔のデザイン検討を行う「人形劇のまち飯田」新モニュメント建設促進市民会議(高松和子会長)は8日、飯田市にデザイン案を提出した。現在の時計塔を生かしながら、より親しみやすさを感じられる仕掛けを提案している。

 吾妻町の市公民館に隣接するハミングパルは1988(昭和63)年、いいだ人形劇フェスタの前身「人形劇カーニバル飯田」10周年を記念して建設。2015年に制御装置が故障して人形を動かすからくり部分が動かなくなり、塔全体の老朽化が進んでいたことから作り替えを決定した。

 建設に向け、「人形劇のまち飯田」運営協議会と飯田商工会議所、飯田観光協会、市中心市街地活性化協会で構成する市民会議がことし3月に発足。デザイン案の検討と、建設資金を集めるための募金活動を行ってきた。

 デザイン案は市民会議の企画部会(原勉部会長)が中心となって検討。一般から寄せられた12点のアイデアを参考にしたり、地域の若手デザイナー2人の協力を受けながらイメージをまとめた。この日は、高松会長と原部会長が市役所を訪れ、提案書を佐藤健副市長に手渡した。

 提出したデザイン案は、現在の時計塔の骨格や屋根の先端部分に設置されている人形「時の番人」を活用した、高さ7メートルの時計塔。レトロな雰囲気で、より親しみやすい印象になるよう、土台部分をアーチ状にして人がくぐり抜けられる構造にした。

 時計の下には「みんな友だち」をテーマとした「からくり人形劇」の仕掛けを施し、1時間ごとに扉が開くと「いいだ人形劇フェスタ」のマスコットキャラクター「ぽぉ」を中心に、世界各地の子ども4人が楽器を演奏しながら踊る。

 演奏曲はフェスタのテーマソング「僕たちのフェスタ」を使用。高松会長は「世界中からたくさんの人が集うイメージを込めた。親しまれているフェスタのテーマソングを取り入れることで、からくりと一緒にハミングしてもらいたい」とし、ハミングパルの名称も引き継ぐよう提案した。

 佐藤副市長は「来年の世界人形劇フェスティバルに間に合うよう、できるだけいい形で、皆さんが親しめるものにしたい」と、提案書を受け取った。

 募金活動では現在、目標金額1500万円の半分程度が集まっているといい「額の大小は関係ない。少しでも協力していただくことで、時計塔は自分たちのものだという思いを持っていただきたい。子どもたちが集う憩いの場、観光スポットとして魅力ある場になれば」と、高松会長は話している。

 新時計塔の建設費用は2500万円に設定。このうち1500万円は一般の寄付、1000万円は市の予算を活用する見込みで、来年7月までに新時計塔を建設する予定。

  

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