人形劇フェスタ 来年に向け地区公演情報交換会

文化・芸能

[ 2012年 12月 8日 土曜日 13時37分 ]

 「いいだ人形劇フェスタ」の地区公演情報交換会が5日夜、飯田市高羽町の飯田文化会館で開かれた。市内20地区の担当者と本部実行委員ら約40人が参加し、来年のフェスタに向けた提案や意見を出し合った。

 フェスタでは市内各地区の公民館が中心となって実行委員会を組織し、公演を企画・運営する地区公演が毎年実施されている。全公演の7割ちかくを占めている地区公演をさらに盛り上げようと、本部と地区の実行委員が意見を出し合う場として情報交換会が設けられた。

 はじめに各地区の取り組みを紹介。地区の夏祭りに公演を組み込んだり、待ち時間を楽しむ企画として読み聞かせや手遊びをしたり。人形劇ワークショップや劇人との交流、公民館講座で製作した水引ブローチを来場者にプレゼントするといった、特徴的な企画が取り上げられた。

 続いてグループごとに行った。情報交換では、それぞれの取り組みのほか、企画や運営に関する疑問をぶつけ合った。

 「実行委員の中心となる公民館文化委員の負担が大きく、他地区ほどの企画ができない」といった意見には、他の公民館役員に協力を求めたり、保護者や地元の関係団体などに役割分担して負担を軽減させるよう提案が挙がった。「本部のスタッフを地区に回してほしい」という要望も。

 来場者を増やす方法としては、地元の子どもたちや地域で活動する劇団による公演、大人も楽しめるような企画の充実など。座光寺地区は、高齢者に来場してもらうため実施している自動車での巡回送迎の取り組みを紹介した。

 ほか、公演時間の重複を避けるための工夫や小学生ボランティア配属の希望、地区の実行委員の構成や引き継ぎの問題点などが挙げられていた。

 高松和子実行委員長は「来年はアジア人形劇フェスティバル。アジアの人形劇は山に囲まれた土地で育まれてきた素朴なものが多い。地域の風景を生かしたところで演じると魅力が出てくるのでは」とし、「市の教育文化政策には、学校・地域で人形劇を通して人を育てようという項目が出てくる。それを大前提としてあたるべき。来年もしっかり支えていただければ」と話していた。

  

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