人形劇フェスタが閉幕

文化・芸能

[ 2012年 8月 7日 火曜日 8時38分 ]

 飯田市を中心に開かれた、日本最大の人形劇の祭典「いいだ人形劇フェスタ2012」が5日、4日間の日程を終え閉幕した。国内外からおよそ240劇団が訪れ、約430ステージを展開。夕方には劇人やスタッフが集まってお別れパーティーを開き、来年の再会を誓った。

 「イマココダケ劇場」をメーンテーマに、フェスタならではのコラボレーション企画や影絵を楽しむプログラム、人形劇団ひとみ座元代表・須田輪太郎さんの追悼公演など3つの特集を組み、さまざまなステージを企画した。

 4日は中心市街地が歩行者天国となり、人形劇の路上公演や大道芸、ダンス、和太鼓の演舞などが行われた。多くの人々でにぎわい、プロの技や各商栄会の用意したイベントを楽しんでいた。

 夕方には子どもや学生、社会人、プロの劇人が人形を持って練り歩く「わいわいパレード」が中央通りで行われ、45団体約300人が参加。人形やパフォーマンスを通じて沿道の人々と触れ合った。

 5日には劇人やボランティアスタッフら約400人が参加し、同市錦町のシルクホテルでお別れパーティーが開かれた。ティー・チアン一座や人形劇団やまんばらによるパフォーマンスも披露され、会場を盛り上げた。

 高松和子実行委員長は「今回は一つひとつが工夫された公演で、中身が素晴らしかった。人形劇らしい人形劇が展開された。支えるボランティアももうプロ。ここでは互いに交流して話し合ってもらい、また多きく成長してもらえれば」と呼び掛けた。

 牧野光朗市長は「『見る・演じる・支える』のそれぞれの立場で思いを持って支えているからこそフェスタができる。次回はアジア人形劇フェスティバルとの併催。行政としてもしっかり支えていきたい。来年も飯田の地に集まっていただければ」と語った。

 サポートスタッフとして初めて参加した、緑ケ丘中学3年の生徒は「部活の友だちと一緒に参加した。やってみると楽しくて、グッズ販売の仕事ではうまく接客ができたり、お客さんに買ってもらえた時はうれしかった。また来年もやりたい」と話していた。

 パーティーの最後には、全員でフェスタテーマソング「僕たちのフェスタ」を合唱した。ステージ上や周辺に出席者が集まり、大きな盛り上がりの中で閉幕。「また来年」と声を掛け合い、再会を誓い合った。

 来年のフェスタは8月6―11日、6日間にわたって開催。前身の「人形劇カーニバル飯田」から35周年、フェスタが始まって15周年を迎えることを記念し、アジア人形劇フェスティバルとの併催で行われる。

  

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