人形劇フェスタが閉幕

文化・芸能

[ 2011年 8月 9日 火曜日 9時16分 ]

 飯田市を中心に開かれた、日本最大の人形劇の祭典「いいだ人形劇フェスタ2011」が7日、4日間の日程を終えて閉幕した。国内外から343劇団が訪れ、450以上のステージを展開。夕方には劇人やスタッフが集まってお別れパーティーを開き、終幕を惜しみながら来年の再会を誓い合った。

 「イマココダケ劇場」をテーマに掲げ、過去の人気作品の再上演や、オブジェクトシアターを楽しむ公演、故・丹下進さんの脚本・演出作品の特集など、多彩なステージを企画。東日本大震災被災地訪問公演のためのチャリティーを目的として開催された6公演では、約400人が来場した。

 6日は中心市街地が歩行者天国となり、人形劇の路上公演や大道芸、ダンス、和太鼓演舞、音楽隊演奏などが行われた。多くの人々でにぎわい、パフォーマンスや各商栄会の用意したイベントを楽しんでいた。

 夕方には子どもや学生、社会人、プロの劇団員らが人形を持って練り歩く「わいわいパレード」が中央通りで行われ、49団体が参加。人形やパフォーマンスを通じて、沿道の見物客と触れ合った。

 7日には劇人や実行委員、ボランティアスタッフら約400人が参加し、同市錦町のシルクホテルでお別れパーティーが開かれた。人形劇団プーク=東京都=やパネルジャム=同=、人形劇団まほうつかい=大阪府=、カザフスタンのアルマティ国立人形劇場、台湾の新興閣掌中劇団などのステージも披露され、会場を沸かせていた。

 高松和子実行委員長は「みなさんの熱気の結集で熱いフェスタになった。チャリティー公演では、被災地への訪問公演ができるだけの収益になった。すてきな公演になるよう進めたい」と話した。

 牧野光朗市長は、9月に仏・シャルルヴィル・メジェール市で予定されている「人形の友 友好都市国際協会」(AVIAMA)の第1回総会についてふれ「AVIAMAにあわせて、フェスタの国際化を進めることができれば。人形劇のまち・飯田がさらに発展し、世界に向けて飯田を発信していけるようにしたい。来年も、熱い飯田で皆さんに会えることを祈っている」と呼び掛けた。

 スタッフとして初めて参加した、飯田東中2年男子(14)は、グッズ販売を担当。「お客さんや他のスタッフと関わったり、話ができたりして楽しかった。新しい友だちもできた」と語っていた。

 パーティーの最後には、全員でフェスタテーマソング「僕たちのフェスタ」を大合唱。ステージ周辺に出席者が集まり、大きな盛り上がりの中で幕を閉じた。

 来年のフェスタは8月2―5日に開催予定。

  

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