人形劇フェスタ世界フェスの概要発表

文化・芸能

[ 2018年 2月 21日 水曜日 16時30分 ]

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 いいだ人形劇フェスタ実行委員会(原田雅弘実行委員長)は20日、市役所で会見を開き、8月に開催する「いいだ人形劇フェスタ2018・世界人形劇フェスティバル」の概要を発表した。例年の倍近い14カ国17劇団を招へい。祭典を支える実行委員も募集している。

 ことしはフェスタ20周年、前身の人形劇カーニバルから通算40周年を迎えることを記念して、世界人形劇フェスティバルを開催。

 世界の多彩な人形劇に触れたり、世界の人々との交流を通して、国際協力や多文化共生への理解を深め、自分たちの地域文化の再発見と活性化を図るとともに、飯田の人形劇文化を世界に発信することをねらいとする。

 期間は8月3~12日までの10日間。市と近隣町村に150会場を設け、400劇団の参加と600公演の開催を見込む。前回2008年の世界フェスティバルには延べ7万人が来場しており、原田実行委員長は「今回も前回並みの来場者数を目指したい」としている。

 海外から招へいする劇団は現在も交渉中で、20日現在、14カ国17団体の参加が決定。飯田と友好都市提携を結ぶシャルルヴィル・メジエールや台湾の雲林、韓国の春川の各都市や、川本喜八郎人形美術館と友好提携する台湾の高雄皮影戯館、フェスタ実行委員が推薦する劇団などが参加する。

 このうちイランとケニアからの招へいは初。粘土と人間による演技で、反戦のメッセージを込めた作品を作り上げるイランの「ヤセ・タマム」、太鼓演奏とともに、仮面や人形などを使った舞台を繰り広げるケニアの「クリスタル・パペティアズ」が出演する。

 ほか、飯田を拠点に活動する音楽的道化師「ましゅ&Kei」が参加して、ポーランドのアニマツィ劇場と2016年に共同制作した「四季〈ポーランド〉」や、ロシアと日本の劇人らが共同制作した「かぐや姫」の公演も行う。

 世界フェスティバル期間中のメインセレモニーでは、人形劇のまち40周年を祝う記念式典として、伝統人形浄瑠璃から現代の人形劇まで、飯田の人形劇の歩みを紹介する特別ステージを披露。

 フェスタの成果と課題を振り返って今後の取り組みを考えるシンポジウムや、さまざまな立場で人形劇に携わる飯田の人々を紹介する写真冊子の作成・配布なども予定している。

 原田実行委員長は「前衛的・実験的作品から幅広い年齢層が親しめるものまで、多彩な人形劇が楽しめるものにしたい。その奥深さや多様性を知ってもらい、人形劇のまち飯田の40年の歩みの中で培われてきたさまざまなつながりを全国に発信したい」と話している。

 開催案内チラシは今月中旬、有料公演ガイドは4月末、総合プログラムは7月中旬発行。中部国際空港での人形展示や、東京の銀座NAGANOでイベントを行うなどして祭典をPRする。

 実行委員会では例年の祭典より規模が大きくなることから、新たな実行委員を募集中。対象は中学生以上で、5月末まで募っている。問い合わせは飯田文化会館内の実行委員会事務局(電話0265・23・3552)へ。

  

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