人形劇ワークショップが発表に向け稽古

文化・芸能

[ 2014年 12月 29日 月曜日 16時08分 ]

人形劇ワークショッップ NPO法人いいだ人形劇センタープロデュース人形劇創造事業「人形劇ワークショップ」が、飯田市内で行われている。飯田下伊那地域の10―60代まで20人が、プロと一緒にアンデルセン童話「人魚姫」の人形劇制作に取り組み、3月の発表に向けて稽古を行っている。

 

 同ワークショップは2011年から実施し、3期目。人形芝居燕屋・くすのき燕さん(松本市)と人形美術家の吉澤亜由美さん(下條村)をメーン講師に、13年11月にスタートした。人形劇の制作方法と人形を使った演技についてさまざまな角度から学習し、継続的活動のできる専門家チームを目指している。

 

 今期は脚本や演出などをくすのきさん、美術指導を吉澤さんが担当し「人魚姫」を制作。これまで人形の操作や演技、身体表現、人形美術について学ぶ基礎レッスンを行ったほか、参加者が物語を読み解き、舞台での表現方法についてアイデアを出し合った。

 

 14年2月から、吉澤さんが描いたデザイン画をもとに胴串(どぐし)差し金人形の制作を開始。現在はキャストと美術スタッフに分かれ、人形や小道具作りを並行させながら舞台稽古に取り組む。

 

 稽古では制作途中の人形を手に、くすのきさんから指導を受けながら各場面を練習。特に人間の足を得た人魚姫が歩く時に感じる痛みの表現にこだわっており、ダンスの場面で足にくぎを打ちつけたり、バレエダンサーによる影絵などの手法を取り入れる。また出演者の前に紗幕を下ろしてプロジェクションマッピングで海中や地上の風景を舞台に映し出すなど、多彩な表現に挑戦している。

 

 それぞれの人形は1~2人で操作。一人で複数の役を演じたり、セットの移動も参加者で分担して取り組む。人魚姫役の女性は「舞台では2人で人形を操る。息を合わせて動かすのが大変なので、もっと練習しないと」とし、「人魚姫は純粋な子。まっすぐでかわいらしい人魚姫を演じられるようになりたい」と話していた。

 

 高羽町の飯田人形劇場で公演。3月6日午後7時半、7日同2、6時、8日午前11時からの計4回上演する。チケットは全席自由で一般1000円、中学・高校・大学生500円、小学生以下300円。いいだ人形劇センターと飯田文化会館で取り扱っている。

 

 問い合わせは同センター(電話050・3583・3594)へ。

  

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