今宮郊戸八幡宮で秋季祭典開く

文化・芸能

[ 2018年 9月 11日 火曜日 16時11分 ]

火の粉舞う中勇壮なきおい

 風越山のふもとに秋の訪れを告げる風物詩、今宮郊戸八幡宮の秋季祭典宵祭りが8日、飯田市今宮町の同神社と隣接する市営今宮球場および氏子23カ町一帯で行われた。各町の氏子衆らは自慢のみこしを担いで町内を練り歩き、神社へ奉納後球場へ集結。15本の大三国が激しく火花を散らす中、この日一番のきおいを披露し、球場の客席を埋め尽くした観衆を沸かせた。

 飯田で初めて行われたとされる奉納煙火は、300年以上の歴史を持ち、その規模も飯田下伊那地域最大級を誇る。懸念された雨の影響もなく、迫力満点のスターマインが次々と夜空に大輪の花を咲かせ、大きな歓声を呼んだ。

 毎年趣向を凝らした演出で人気の「スポンサー大仕掛け花火」と「丸山青壮年会大仕掛け花火」も観衆を魅了。今年は「御嶽海」と「風越山の四季」をテーマに、音楽に合わせて次々と仕掛け花火や打上げ花火が繰り広げられた。

 祭りのクライマックスは15本の大三国一斉点火と勇壮なきおいの共演。火の粉が噴き上がる中、氏子衆らは最後の力を振り絞り、威勢の良い掛け声を響かせながら球場内を所狭しと動き回った。

 開会セレモニーで竹村章年番長は、雨が舞うあいにくの天気にもかかわらず、客席を埋め尽くした多くの観衆らに感謝。「氏子の高齢化や人口減少と大変な状況ではあるが、地域に根差した伝統の祭りを後世に繋げたい」と力を込めた。

  

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