今田人形保存会が総会と特別公演開く

文化・芸能

[ 2010年 6月 22日 火曜日 8時54分 ]

 飯田市龍江の今田人形保存会(吉澤健会長)は19日、今田人形の館で保存会総会を開いた。総会終了後には今田人形座による「戎舞(えびすまい)」の特別公演を行った。

 総会には、13日から来飯し8月の人形劇フェスタへ向けて今田人形の練習を続けている米シカゴミズーリ大学の学生15人も参加。

 役員改選では会長に吉澤氏を再任、副会長には今田人形座長の澤柳太門氏と林朋氏が選ばれた。同会は昨年度、小学校今田人形クラブや龍峡中台湾公演の練習に立ち会ったほか、大宮神社の秋季例祭奉納公演、文楽飯田公演参加などを行った。

 今年度は▽保存会員の拡大▽座員の確保▽人形の館の充実と展示物の入れ替え▽会報発行▽今田人形浄瑠璃のPR▽地区内上演の実施▽今田人形座員の研修活動への支援―などを計画。また、今田人形の上演をDVDや写真で外題ごと記録し、将来的にはすべての外題を保存する。

 総会後に上演された戎舞は、今田人形座の新しい外題。淡路人形の最も古い形式を残した神事で、同人形座が淡路人形から上演許可を得て08年に初めて上演。豊年や家内安全、大漁を願う縁起の良い芝居とされる。

 太鼓のリズムとともに釣竿を持った庄屋の家に現れたえびす様は、五穀豊穣や総会の成功などを願いながら御神酒を飲んで舞い始めた。その後、沖に乗り出して大きな鯛を釣り上げると盛んに拍手が送られた。

  

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