伊那谷文化芸術祭が閉幕

文化・芸能

[ 2011年 11月 25日 金曜日 8時59分 ]

 第25回伊那谷文化芸術祭(飯田文化協会・飯田文化会館主催)が23日、4日間の日程を終えて閉幕した。会期中には述べ8422人が来場。飯田市高羽町の飯田文化会館と飯田人形劇場を舞台に、吹奏楽やダンス、合唱、演劇、軽音楽など、多彩な舞台芸術が展開された。

 主催者と出演者が連携して企画、運営に取り組む手作りの祭典。ことしは飯田下伊那地域の74団体、1919人が出演した。

 最終日の23日は、器楽や合唱、管弦楽、吹奏楽、軽音楽が披露された。保育園児から高齢者まで幅広い年齢層が参加し、各団体で日ごろの活動の成果を示した。

 ことしは25回目を記念し、今後の市民の文化活動と芸術祭のさらなる発展につながれば―と、芸術祭の歩みを振り返るドキュメンタリー映像「響く。ひと・こころ・文化~人々がつながる舞台芸術~」を制作。最終日に扇町のシルクホテルで行われた打ち上げ反省会で上映された。

 映像では、1963年から続いた市民音楽祭を前身とする芸術祭の歴史や、さまざまなジャンルの出演団体を多数紹介。「飯田方式」と呼ばれる、出演者と役員である飯田文化協会、飯田文化会館の3者の連携による独自の運営スタイルについて取り上げていた。

 飯田文化協会の矢高仰児会長は「懐かしい場面がたくさんあった」と感想を語り、「若い世代とこういった場にいられるのがうれしい。これから先も芸術祭が成長し、りっぱな会にできれば」と話した。

 来賓の牧野光朗市長は「25年の積み重ねを感じた。文化会館が舞台芸術活動の拠点となり、人々の営みがある。他の地域ではこうした活動は見られない。この飯田方式を外に発信していくことが芸術祭の発展につながる」としていた。

  

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