伐られた桜をほろに

文化・芸能

[ 2020年 11月 3日 火曜日 13時39分 ]

 羽場獅子舞保存会(相津良彦会長)は1日、対外的なプロモーションと記録用を兼ねた映像の撮影を元山白山神社の境内で行い、春と秋に初披露する予定だった桜柄のほろで勢い良く舞った。

 新しいほろに散りばめられた桜の花びら模様は、惜しまれて伐採された同神社参道のソメイヨシノをイメージしたもの。「何らかの形で桜を残したい」という氏子たちの思いをくみ、12年ぶりの新調に合わせてほろのデザインを一新した。

 参道はかつて桜の並木で、「権現堂の桜」として広く知られたが、1947(昭和22)年の飯田大火後、市営住宅の建設に伴って多くが伐採され、最後に残った9本も倒壊の恐れがあるため、このほど処分された。

 新型コロナウイルスの影響で春祭り、南信州獅子舞フェスティバルという2つの出番を失った獅子は、新調したほろをまとって久々の舞を披露。撮影もスムーズに進んだ。

 氏子たちは「ほろに桜を入れたことで羽場だけの独自性が出せた」と笑顔。相津さん(67)は「祭りでないとはいえ、久々に舞えるのでみんなこの日を楽しみにしていた。来年春の祭りでも舞えたら」と話した。

◎写真説明:新しいほろは桜の模様入り

  

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