伝統芸能受け継ぐ姿 「大鹿祭」で歌舞伎公演

文化・芸能

[ 2011年 10月 4日 火曜日 15時44分 ]

 大鹿中学校(北沢保美校長)で1、2日の2日間、学習発表の場、「第31回大鹿祭」が開催された。2日には、総合学習の授業などで練習を続けてきた「大鹿歌舞伎」を公演。交流を行う中川中学校の生徒や村民ら、多くの人が見守る中、全校生徒17人が役者から黒子、太夫までをこなし、同村の伝統芸能をしっかりと受け継いでいる姿を披露した。

 大鹿祭での歌舞伎公演は1975年から続く同校の伝統。ことしは、平賀源内作の「神霊矢口渡 八郎物語段」に挑戦した。大鹿歌舞伎の伝承に努める北村尚幸さん(50)指導のもと、5月に演目を決定し台本が完成すると練習を開始。せりふ覚えや所作の確認など、公演に向け懸命に練習を重ねてきた。

 迎えた本番、児童らは本公演さながらの衣装とメイクで登場。豊富な登場人物の性格や心情を、細かな動きや口調などで見事に演じ分けると、会場には大きな歓声と拍手が響き、おひねりが飛び交った。

 3年生の生徒会長は「人数の少なさから仕事に手が回らないこともあったけど、全員で力を合わせて目の前の壁を乗り越え作り上げてきました。この17人だからできたことだと思います」と話していた。

  

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