信濃比叡広拯院で火渡り護摩

文化・芸能

[ 2011年 2月 15日 火曜日 11時56分 ]

火渡り 天台宗開祖・最澄ゆかりの信濃比叡広拯院(村上光田住職、阿智村智里園原)で11日、恒例の火渡り護摩が行われた。僧侶に続いて厄年の人など一般が、願をかけながら熾(おき)の上をはだしで歩いた。

 

 火渡り護摩は天台宗の荒行の一つで、最澄とのつながりをアピールしようと、奉賛会と昼神温泉郷の旅館などで組織する実行委員会が毎年開催。雪の影響を受けたものの、200人前後が集まった。

 

 修験者のいでだちをした僧侶は、太鼓に合わせた読経に続いて四方に矢を放つと、うずたかく積んだスギの葉に点火。村内外から寄せられたお札と護摩木を投げ入れ、ほぼ燃え切ると熾を平らにならした。

 

 僧侶たちが気合の入った声を上げながら、まだ赤い熾の上を大またで力強く歩いたのに続き、一般も次々に挑戦。手のひらを合わせて厄除けや健康などを祈りながら、僧侶の足跡が付いた場所を歩き、お札と縁起物の餅を受け取った。

 

 「火渡りをすると健康で暮らせる気がして、4年前から毎年参加している」という松川町の70代女性は「足は大丈夫です。いい年になるようお願いして渡りました」と話していた。

 

  

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