八幡町の鳩ケ嶺八幡宮秋季例大祭

文化・芸能

[ 2010年 9月 14日 火曜日 9時56分 ]

 飯田市八幡町の鳩ケ嶺八幡宮(伊原義雄宮司、中島駿氏子総代会長)の秋季例大祭が11日、2日間の日程で始まり、早朝に上溝区が恒例のみこしの「宮出し」を繰り広げた。そろいの法被や締め込み姿の男衆ら約70人が参加。「ソイヤッ」の掛け声を響かせながら、同八幡宮一帯を練り歩いた。

 上溝区の宮出しは江戸・浅草の三社祭にならったもの。午前6時に祭典の幕開けを告げる花火「暁の一声」が鳴り響く中、本殿内の神事で年番区の水城区の役員らが祭典の成功を祈願した。続いて上溝区の担ぎ手たちが神事に臨み「きょう1日安全でしっかり頑張ろう。出発」の掛け声と一本締めで神前を出立した。

 上溝区の源氏名の「元島田」の文字が入った法被をまとった担ぎ手たちは、一斉にみこしを持ち上げると「ソイヤッ」「ソイヤッ」の掛け声に合わせて社殿前できおいを披露。参道に下り、再び神輿に集まると、締め込み姿をあらわにして、ひときわ威勢良く町内へ繰り出した。

 水城区の田畑清秀年番長は昨年12月に本殿へ奉納したしめ縄を前に「いよいよ祭典当日を迎えることができた」と感慨深げ。「幸いにも天気は良さそうで、ほっとしている。暑さに負けずに頑張りたい」と気合を入れていた。

 同八幡宮は1257(正嘉元)年に遷座したと伝えられ、松尾12区のうち毛賀を除く11区を中心に、市内最大規模となる約3700戸の氏子を誇る。

 11日の宵宮祭では、午後6時半すぎから花火の夜打ちが始まり、11区のみこしが順に宮入り。同8時からは松尾小グラウンドへ集結し、仕掛け花火ときおいの競演を繰り広げる。12日の本宮祭は同八幡宮で厳かに挙行される。

  

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