創造館で第62回写真県展~市内2人が部門最高賞

文化・芸能

[ 2012年 10月 13日 土曜日 14時59分 ]

 県民芸術祭2012参加「第62回写真県展」(県写真連盟など主催)が12日、飯田市小伝馬町の県飯田創造館で始まった。審査を経て選ばれた推薦、特選、入選作品と、県写真連盟役員の招待作品など300点以上を展示している。15日まで。

 長野会場を皮切りに始まり、12月まで県内7カ所で展示される。今回の総応募点数は4984点。一般で単写真と組写真、新人、学生の4部門があり、選考を経て推薦4点、特選18点、準特選10点、入選275点が決まった。

 飯田下伊那関係では、飯田〇八写真クラブの小島洋志さんが組写真の部で、飯田燦燦写友会の久保田田鶴子さんが新人の部で、それぞれ部門最高賞にあたる「推薦」を受賞。2人の作品を含め7点が入賞、44点が入選している。

 小島さんの受賞作「金環食」は、5月に起こった金環日食を題材に。雲を通して、太陽の上に月がほぼ重なった状態を撮影したものと、木漏れ日で白い壁一面に太陽の影が映った様子を捉えたものを、組写真として応募した。「珍しい現象だったので、いいものを撮りたいとねらっていた。神様がその機会を与えてくれた」とした。

 久保田さんは5月に駒ケ根市で撮影した「春のリズム」を出品。道沿いに咲くスイセンと、背景の青空に厚い雲が広がっている光景を捉えた。「スイセンと、その間から雑草が生えている様子が互いに競争しているようでおもしろいと思って撮った。賞をいただいたのは思いがけないこと。仲間や、写真を勧めてくれた夫に感謝したい」と語った。

 単写真の部で特選3に選ばれた大原税子さんは、神奈川県の湘南海岸で撮影した「渚慕情」で入賞。夕方のやや暗い海で、強い風を受けて肩がはだけた女性の後ろ姿を収めた。「一昨年に一度出品して入選もしなかったものだったけど、好きな写真だったので再度挑戦してみた。女性のつやっぽさが出た」とし、「生き様の中に、人の温もりや悲しさが表れた写真を撮りたい」と話していた。

 開場は午前9時から午後6時(最終日は同5時)まで、入場無料。

  

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