南信州みんな祭 遠山谷で芸能競演

文化・芸能

[ 2018年 4月 16日 月曜日 16時54分 ]

さんさ踊り愛好会(名古屋市)の演技

 伝統芸能と和太鼓が一堂に集まる「南信州みんな祭」(同実行委員会主催)が15日、飯田市南信濃の「遠山温泉郷かぐらの湯」で開かれた。ことしが2回目。あいにくの雨で会場はテラスから屋内の交流ホールに変更した。

 団体間の情報を交換し、親睦・交流を図るとともに芸能文化の素晴らしさを共有するのが目的。阿智村伍和に住む舞台芸能師・加藤木朗さん(50)をキーパーソンに、各地から19団体の約180人が参加した。

 地元では飯田市や阿智村、高森町などの団体が日頃の活動成果を披露した。

 交流という意味合いから名古屋市の「さんさ踊り愛好会」は、飯田市山本の和太鼓道場「命響館」のメンバーによる太鼓演奏とのコラボレーションで踊りを演じた。

 活動地域や表現方法が異なっても、同じ芸能に通じる者同士の息はぴったり。華やかな衣装をまとった踊りと、テンポの良い太鼓のリズムが一体となると、会場からも手拍子が加わった。

 愛知県豊山町の「尾張豊山太鼓」は、女性や子どもが主体のファミリーチームで出場。大人より演技習得が早いとされる子どもたちが、勘の良いばちさばきで「だんじり囃子」を演じ、会場を沸かせた。

 代表の東條ハス子さん(71)は「お客さんが近すぎて恥ずかしいほどだったが、一生懸命聞いてくれてうれしかった。子どもたちも喜んでいるので、来年もぜひ参加したい」と意欲。

 かぐらの湯支配人の酒井郁雄さん(61)は「伝承文化や芸能のメッカであるここ(遠山)でやることに意味がある。これからも続けていきたい」と話していた。

  

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