南信州獅子舞フェスティバル開催

文化・芸能

[ 2016年 10月 17日 月曜日 15時11分 ]

002獅子舞

 第9回南信州獅子舞フェスティバルが16日、飯田市中央通りと市民プール跡地で開かれた。昨年を2000人ほど上回る2万5000人(主催者発表)が集まり、飯田下伊那を中心とした獅子舞22団体と和太鼓2団体の演技と演奏を楽しんだ。関係者は「10回目となる来年に向け、いい弾みとなる」と手応えを語った。

 中央通りとプール跡地に設けた5つの演舞ポイントは朝からにぎわい、各地の屋台獅子や神楽獅子が青空の下、伝統の舞や迫力のある創作舞を披露。和太鼓グループも盛り上げた。

 松尾町1丁目に伝わる伊勢流神楽獅子の「松一獅子」は、主催者のラブコールに応えて初出場。幼児から中学生までの数人が、約半世紀ぶりに復活した舞を披露した。

 大きな舞台で舞うのはこの日が初めてとあって、1回目は「出番を待っている間中、足が震えた」(渡部薫月君)が、2回目以降は落ち着きを取り戻し、練習の成果を発揮した。

 伊那市から参加した「小出太鼓」は、2人1組による2頭が和太鼓に合わせてダイナミックな舞を披露。飯田市内でコンビニエンスストアを経営する男性は「なかなか発展的でなんでもあり。コンビニみたいな獅子だ」と舌を巻いた。

 どの演舞ポイントも観客が多い状況に、関係者は「回を重ねる中で、来場者が楽しみ方を分かってきたことの表れ。各保存会も力を存分に発揮している」と目を細めた。

 同時開催したりんご並木天国も盛況で、中心市街地は幅広い年代でにぎわった。

 実行委員長の戸崎敬さん(64)は「復活した松一獅子のエネルギーに触れ、うれしくなった。ほかの保存会もそれを感じたのか、いつも以上に盛り上がっている印象」と喜んだ。

 来年は通算10回の記念大会となる。同会長は「各保存会が元気を来年に持ち越し、節目のフェスをにぎやかにやれたら」と話している。

創作コンもにぎやかに

 獅子舞フェスティバルに合わせた第7回創作獅子舞コンクールが同日、飯田市公民館ホールで開かれ、審査の結果「チームわたちゃん」が最優秀賞を受賞した。

 同チームの発表には、いいだ人形劇センターの「ダンボールししまいワークショップ」に参加した3~6年生30人以上が登場。手作りの獅子頭で楽しそうに舞った。

  

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