南信州獅子舞フェスティバル~22団体が競演

文化・芸能

[ 2012年 10月 23日 火曜日 16時45分 ]

 5回を数える南信州獅子舞フェスティバルが21日、飯田市の中心市街地で開かれ、地域外からの2団体を含む22団体が伝統の舞で競演した。創作獅子舞コンテストなどのイベントも併催され、各地から足を運んだ3万人を魅了した。

 丘の上と呼ばれる中心市街地での開催は2回大会からで、今回が4回目。ことしは飯田駅前から銀座までの中央通りと吾妻町の市民プール跡地の広場を演舞会場に開き、複数の観覧ポイントを設けた。

 高森町大島山瑠璃寺の獅子舞を源流とする宇天王が起こして導く獅子や、かわいらしい稚児や着物姿の女性たちが踊って案内する舞など、各地区が保存してきた獅子舞芸能は多彩。佐久市からゲスト出演した榊祭り道祖団獅子は体育会系さながらの元気あふれる動きで、富山県氷見市の柿谷稲政青年団も華やかな舞で盛んな拍手を浴びた。

 幼稚園児らによるオリジナル獅子が登場する創作獅子舞コンクールでは、趣向を凝らして作った獅子頭が次々と登場。かわいらしく動き回る姿に多くの観衆が目を細めていた。

 会場近くの中央公園やりんご並木では各地の伝統食や郷土料理が集合する南信州うまいもん大集合、歩行者天国が開かれた。

 フェスは「南信州が誇る伝統芸能の獅子舞を全国にPRしたい」と、飯田りんごんの会場で鼎地区の保存会員らが開いていた「THE獅子舞」を発展させる形で、2008年から開かれている。南信州に伝わる獅子舞は「屋台獅子」と呼ばれ、大型バスほどの大きさのものが多く、巨大獅子が一堂に介するイベントとして定着している。

  

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