南信書道展が開幕

文化・芸能

[ 2010年 6月 26日 土曜日 8時12分 ]

 南信書道会(清水昭男会長)主催の第61回南信書道展(南信州新聞社など後援)が25日、飯田市吾妻町の市公民館で開幕した。27日までの3日間、小学生から一般までの応募作品380点を展示している。昨年の60回記念展とそん色ない作品がそろい、来場者を楽しませている。

 同展は、戦後薄れつつあった書道文化の再興を期した南信書道会が、1950(昭和25)年の発足当初に始まり、その後毎年開催。飯田下伊那地方唯一の公募展として半世紀余にわたる歴史と多くの書家を輩出した実績がある。

 今回の出品数は小学校低学年67、同高学年112、中学53、高校44、一般漢字83、同かな14、同てん刻7。中高生の出品が増え、レベルも向上している。

 一般漢字の部では、今村美祥さん(68)=飯田市伊豆木=が出品したこの季節にふさわしい作品「夏雨染め成す千樹の緑 暮風散じ作す一江の烟」が「南信州新聞社賞」を受賞した。

 出品された作品全体について役員は「昨年と比べてそん色ない作品がそろい、審査時も甲乙付け難かった」と評価。「高齢化の影響で一般の応募が50点減り、今後どう対処するかが課題だが、小中高生の作品は質、量ともに充実しており、将来が楽しみ」と話している。

 開場は午前9時から午後5時(最終日は同4時)まで。表彰式は27日午後2時から同館で開く。

  

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