和合の念仏踊り始まる

文化・芸能

[ 2014年 8月 15日 金曜日 10時06分 ]

 約300年前から阿南町和合地区に伝わる和合の念仏踊りは13日、熊野社一帯で始まった。十数人の保存会員が、太鼓で奏でる独特のリズムに合わせた躍動感あふれる激しい舞で先祖を供養した。16日夜まで毎日続けられる。

 初日の13日夜、熊野社に地元住民や観光客、カメラマンが待ちうける中、午後8時過ぎに祭りの一行が到着。踊りの1つ「庭入り」では、長い棒を持った「ヒッチキ」が激しく飛び跳ねてぶつかり、一方の太鼓が「跳べ!」との掛け声で大きく跳ねながら太鼓を力強く打ち鳴らした。

 熊野社を出発した一行は、大屋庄屋宮下家へ移動。最後に林松寺の境内へ移動して踊りを披露した。ことし3月に国重要無形民俗文化財に指定された同踊りに、訪れた人々は伝統芸能の奥深さを味わった。

 念仏踊り保存会長の平松三武さん(68)は「おかげさまで重要無形民俗文化財の指定を受けることができた。新人も加わり、息を入れ替えて頑張っていきたい」と話した。祖母の墓参りで阿南町に訪れていた学生は「去年は最終日で和讃を見ることができなかったので、ことしは初日に訪れた」と述べ、「人口の少ない場所で長い間伝えられているところに感動する。将来は自分も阿南町に住みたい」と話した。

  

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