和太鼓学びに10カ国から 24日のフェスティバルで成果発表

文化・芸能

[ 2017年 6月 20日 火曜日 15時03分 ]

10カ国から集まりアートさん(右)の指導を受ける練習生(飯田市公民館で)

 欧米を中心とした世界10カ国の和太鼓愛好者21人が飯田市吾妻町の市公民館に集まり、同市在住の和太鼓アーティスト、アート・リーさん(42)らに演奏や獅子舞などの日本文化を学んでいる。最終日の24日には同館で開かれる「第12回幸い下伊那和太鼓フェスティバル」に出演し、練習の成果をステージで発表する。

 外国人たちが受講しているのは、合宿型ワークショップ「伊那谷和太鼓コース」。13年目のことしはドイツ、オランダ、ベルギー、スイス、英国、フランス、米国、香港、マレーシア、イスラエルから和太鼓歴2年以上の男性9人、女性12人が来日した。

 8割はアートさんのグループ「TOKARA」が各国で開いた公演、ワークショップの参加者で、4人がリピーターだという。

 21人は阿智村の昼神温泉で寝泊りしながら太鼓の調整方法から演奏の基本、伝統曲の打ち方、さまざまなな演奏スタイルを1日6時間みっちり学ぶほか、21日には後藤渉さんの指導で獅子舞も体験。22日には石川県の太鼓メーカーも見学する。

 和太鼓の練習環境は各国もあるが、受講生たちは「本場の日本で違う演奏方法を覚え、見聞きしたものも含めて自分のスタイルを確立したい」「アートさんは自分と同じく海外出身だから共有できるものがあるだろうし、ほかとは違う学びがあるはず」といった思いを抱いて飯伊に集まった。

 違う国の愛好者と刺激し合え、講座終了後もつながりが続くであろうことも魅力だという。

 練習の成果を発表するのは、24日午前10時開演の「幸いフリンジフェスティバル」(入場無料)。全員で伝統曲を演奏する。

 同日午後7時からはTOKARAが出演する有料公演「スーパーショー」が同会場であり、国内外で活躍するプロ集団「梵天」(神奈川県)と鼓動の小島千絵子さんも特別出演する。

 問い合わせはTOKARA事務所(電話0265・59・8768)へ。

  

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