喬木のぽっぽが墨あそび作品展

文化・芸能

[ 2015年 9月 10日 木曜日 9時57分 ]

 信濃こぶし会が運営する喬木村小川の知的障害者生活介護事業所「ユアサポートぽっぽ」は、利用者が言葉にしにくい思いを書で表現する「墨あそび」を取り入れている。8月から各地で作品展を開いており、13日までは飯田市上郷別府の特別養護老人ホーム「笑みの里」ギャラリーで公開している。

 墨あそびは、話すのが得意とはいえない利用者に思いを自由に表現してもらおうと、6年ほど前から始めた取り組み。スタッフらが利用者の思いを知る上でも重要な活動と位置付けている。

 今展には、スタッフと1対1で向き合いながら話をしてから、大きな和紙に墨をたっぷり付けた筆で書いた字や絵を展示。「おかあちゃあいてえ」「なやみはないの わたし」「長生きして母想う」と素直な思いを書いた14作品が並ぶ。

 作品を鑑賞した人からは「ほのぼのとしていて心が温まり、少し切なさも感じる」「それぞれに一生懸命生きていることが伺える」といった感想が寄せられている。

 今後は三日市場「かざこしの里」(10月1日~14日)、喬木村文化祭(11月6日~8日)、伊那文化会館で開く県障がい者文化芸術祭優秀作品展・南信地区障がい者アート展(12月3日~6日)などで公開する。

  

関連の注目記事

powered by weblio