売木村でお練り祭り

文化・芸能

[ 2014年 3月 24日 月曜日 9時41分 ]

 売木村に春の訪れを告げる太田稲荷神社お練り祭りが春分の日の21日、村役場から宝蔵寺間で開かれた。雪の舞う肌寒い天候の中、小中学生や学生などを中心にした華やかな祭りの行列が練り歩いた。

 売木村のお練り祭りは大正時代から続く行事。お練りの会(後藤由行会長)を中心に春の行事として受け継いできた。幣束を先頭に神輿、神主、旗、大太鼓、花、小太鼓、笛の順に行列を作り、村役場から太田稲荷神社までの「練り上げ」の行事を続けている。

 ことしは、太田稲荷神社までの山道が2月からの積雪と前日の雨のためぬかるみ、げたを履いた祭り行列が通るのが困難となったため、急きょ「練り上げ」を宝蔵寺までへ変更し、締めくくりに行う「おくよ投げ」を宝蔵寺前で実施するよう変更した。

 祭りの行列には村内の小中学生を中心に帰省した学生やお練りの会の大人たちが加わり、赤や白の華やかな衣装に身を包んで「岡崎」「真銀」「祇園囃子」の3曲のお囃子を奉納しながらゆっくりと進んでいった。

 沿道には多くのカメラマンが待ち受け、素朴な街並みとともに祭りの行列を撮影していた。後藤会長(66)は「大人の参加が年々減ってきて残念に思うが、小中学生や若い人たちが祭りを盛り上げてくれる」と話していた。

  

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