大名行列が山形の奴まつり出演

文化・芸能

[ 2017年 9月 20日 水曜日 15時54分 ]

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 飯田市本町3丁目大名行列保存会(伊坪弘年会長)が、9月18日に山形県河北町で開かれた「全国奴(やっこ)まつり」に出演し、35人の役者らが多彩な道具を手に、江戸時代の参勤交代をほうふつさせる行列を披露し、多くの観衆を沸かせた。

 同まつりは、地元河北町の谷地奴保存会に加え、全国各地に存在する奴行列保存会から、毎年3団体を招いて開催しており、大名行列が参加するのは2012年以来2度目。前回の出演を縁に、昨年3月の飯田お練りまつりには、谷地奴保存会の役員らが飯田を訪れ、総勢約120人からなる行列を目の当たりにし感動。「ぜひもう一度出演してもらいたい」と、昨年のうちに出演依頼を受けたという。

 保存会では、役者らの意思やスケジュールを確認したところ、45人の役者のうち35人が参加可能としたため、受諾。先月28日から計4回の全体練習を重ね、当日は役者35人、スタッフ10人の計45人態勢で臨んだ。

 懸念された台風の影響もなく、多くの観衆が見つめる中、行列と所望を披露。傘や槍などの多彩な道具をはじめ、槍の投げ渡しや草履の投げ上げ、傘回しなどは他の行列になく、ひと際注目を集め、大きな歓声と拍手を誘った。

 また、今回は「掛け声や所作一つ一つの意味合いを理解してもらうことで、より関心を持ってもらおう」と、初めて演技とともに行列の歴史や道具の種類、由来、「エーハリーワサートーナー」など掛け声の意味を解説し、好評を得た。

 伊坪会長は「他にはない素晴らしい行列といった声もいただき、やりがいのある公演となった。役者らも、他団体の行列を見ることで、立ち居振る舞いや所作など勉強になるとともに、改めて大名行列の魅力を感じることができたのでは」と振り返った。(写真=保存会提供)

  

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