大瀬木熊野神社で「扇祭り・火祭り」

文化・芸能

[ 2014年 10月 8日 水曜日 9時37分 ]

 飯田市大瀬木の熊野神社で4日、秋季祭典宵祭り「扇祭り・火祭り」があった。五穀豊穣と家内円満などを願う「ハーリャ」の掛け声が響く境内で、扇みこしとたいまつによる厳かな祭典、仕掛け花火、三国の奉納を繰り広げた。

 1993年に創建300年を記念して、和歌山県の熊野那智大社で行われる「那智の火祭り」にならって始めた祭りで、家庭をはじめ、地域の安全、自然への感謝、住民同士の連帯、地域の活性化などを願って続けられる。

 みこしを担いで各町内を回った氏子たちは、5つの扇みこしと重さ30キロほどのたいまつを掲げて神社入りし、「ハーリャ、ハーリャ」という独特の掛け声を連呼。会場中央に設けられた大たいまつが点火された。

 地元の森友和太鼓の力強い演奏に続く火祭りでは、たいまつを持った成人男性と子どもが円を描くようにして境内を回り、一帯に幻想的な光景が広がった。仕掛け花火に続いての大三国では、吹き上げる火の粉とともに各みこしが威勢よくきおった。

 代表総代の小木曽勝二さんは「異常気象や噴火など各地で自然災害が続いたが、当地では災害もなく盛大に祭りをできることに感謝したい」、年番長の佐藤正信さんは「年番の大羽・冨士塚は人数の少ない班だが、多くの方の協力でここまでできた。この地域がますます発展していくことを」とあいさつした。

  

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