大鹿歌舞伎 秋の定期公演

文化・芸能

[ 2018年 10月 22日 月曜日 15時12分 ]

大鹿歌舞伎・秋の定期公演

 大鹿村に約300年前から伝わる国選択無形民俗文化財「大鹿歌舞伎」秋の定期公演が21日、同村鹿塩の市場神社境内であった。県内外から約1000人が来場。さわやかな秋晴れの下、伝統の地芝居ならではの舞台と客席との一体感を楽しんだ。

 同歌舞伎は、江戸時代中期から伝承されてきた地芝居で、毎年春と秋に公演する。

 はじめにあいさつに立った大鹿歌舞伎保存会長の柳島貞康村長は「昨年秋と前回の春の公演は雨のため屋内での公演となり今回も天候が心配されていたが、素晴らしい秋晴れの下開催できた」と好天を喜び、「見ながら飲食できるのも大鹿歌舞伎の特徴。ゆっくり飲食しながら演者と一緒になって笑って泣いていただけたら」と語った。

 この日は、宝剣を巡る悲劇「玉藻前旭袂 道春館の段」と、戦国武将・明智光秀による本能寺の変を題材にした「絵本太功記 尼ケ崎の段」の2演目を上演。伝統を受け継ぐ村民による熱演に、客席からは掛け声と拍手が湧き起こり、見せ場ではおひねりが次々と飛んだ。弁当やお酒を楽しみながら盛り上がる観客も多く見られた。
 
 友人3人で訪れた松川町の60代女性は「名古屋の歌舞伎座で観賞したことがあるが、プロと比べても中々に上手で何より語りが分かりやすいのが良かった」と話していた。

  

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